2023年4月、シンディを連れてPCAの会場へ。
シンディのアメリカでのショーは15年前ジャニスをお願いした時と同じハンドラー、Terri Meyers に預けることになりました。

アメリカ行きを決めてから、どうせPCAで預けるのに連れて行くなら、そこで出せないか? と思い、PCAで引けるか?と聞いたらOKの返事。
とりあえず記念のひとつにでもなればいいし、と思ってPCAにもエントリーとなりました。

シカゴからレンタカーで5時間半ほどかけて、ショー会場となるミズーリ州のピュリナファームへ。

ショー会場となるピュリナファームと会場入口の看板
入口のプードルモニュメント。
とにかく大きくて、シンディがビックリして近くに座れず。この距離が精一杯。(苦笑)
PCA会場に到着した最初の夜はシンディと一緒に過ごし、翌日は会場でハンドラーにそのまま預けました。
日本を出る直前に洗ってカット。カットせずにそのまま連れて行ってハンドラーに切ってもらってもいいのかも?とも思ったのですが、結構バシバシ、いつもの通りにこちらでカットしてしまいました。
もしかして切りすぎた? とも思い、預ける時にスタイルとして大丈夫?と聞いたら、全然問題ないと言われてホッとしました。

メスの審査の日、前日に預けてからシンディのいる場所からなるべく遠くにいて悟られないようにしていました。
当日になってハンドラーの Terri から体調が良くないので今回は友人にハンドリングをお願いすることにしたがいいか? とのメッセージ。問題がなければOKと返事をして、シンディが出るオープン・ビッチのクラスまでのんびりとショーを見たり、古い友人たちとおしゃべりしたりして過ごしました。

シンディを急遽ハンドリングしてくれたのは、ジェニファー。実は15年前にジャニスを誰に預けるか検討していた時に、ジェニファーも候補の一人でした。初めてのアメリカ、初対面のハンドラーで果たしてうまくやれるのか? と思っていたけれど、こちらが心配することは全くなく、落ち着いていてこちらが驚きました。

オープン・ビッチクラスは毎回頭数が多く今回も14頭。
ジャッジは明らかにブラック好みで、前日のオスの審査の時からブラックから率先して席次を付けている様子。その中でホワイトながら約半分のファーストカットに残った時は正直涙が出そうでした。
後からジェニファーに聞いたら、ジャッジはとても褒めてくれたそう。

オープン・ビッチクラス、ファーストカット
左:プロが撮った写真。
上:ショーの後、ラッフルで当たったバスケットと記念写真。
ショーの後、もう一日最終日までPCAを楽しんでシンディとはしばらくお別れ。
テリーに預けると会場の隅にいてもシンディが鳴く声が聞こえるほどでしたが(汗)シンディの父犬のオーナーに見てもらうこともできて収穫の多いPCAでした。
シンディにとって怒濤のPCAの後、5月最初のショーでいきなりオーバースペシャルBOV、グループ2席で早々にメジャーポイントゲット。
そこそこ頑張ってくれるだろうとは思っていたものの、ここまでとは思わなかったのでビックリ。

その後、毎週ショーには行かなかったものの、順当にポイントを重ねました。日本同様異様に暑い中、ショー会場で熱中症になりかけてエントリーしたものの出られなかったというトラブルもありながら、最終的にメジャー3本、オーバースペシャル7回か8回、グループ入賞1回、BOV(Best of Variety=日本で言うBOB)4回、BOS(Best of Opposite Sex) 6回と上出来でのフィニッシュ。