サラの子。
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ティナの血統書名「Summertime Dream」は、カナダの吟遊詩人と言われたシンガーソングライター、Gordon Lightfoot(ゴードン・ライトフット)の1976年の作品、Summertime Dream から。
余談ですが、ゴードンは本当に詩人といっていいほどの作品を作ります。日本では北米に比べてあまり知名度は高くないように思うのですが、彼の歌(詩)から私はたくさん英語を学びました。

サラの交配はアメリカのノース・カロライナ州まで出かけたのですが、これが実は大変でした。
手違い、勘違い、読み違い、いろいろあって犬の航空輸送の規定が厳しくなったこともあり、シカゴからノース・カロライナへの国内便(UA)に乗れなくなってしまい、結果、急遽レンタカーで延々とシカゴから走って行くハメになりました。
途中トラブルもあり、10時間を越すドライブで目的地に到着した時はさすがの私もヘロヘロ。。。
それでもなんとか無事交配を終え、帰りこそはシカゴまで飛行機にちゃんと乗せるぞ、と、前日に空港の貨物受付の場所も確認したのですが。。。

しかし、翌朝貨物受付に行くと、クレートが小さすぎて乗せられないと断られるハメに。(航空会社の規定が前年より一気に厳しくなって、400のバリケンは規定に合わない)
一瞬、また頑張ってシカゴまで走るか?とも思ったのですが、腹をくくりました。
ここの担当のオバさんにどんなに嫌われたって二度と会うことのない人。ダメもとでクレーマー真っ青のゴリ押し! 朝の5時からカウンターでオバさんとガーガーやり合いました。
日本から太平洋越えて11時間以上このクレートで飛んできたのに、なんでほんの1時間半程度のフライトに乗せられない!?
クレートの天井に頭が付いてるからダメって、これは頭じゃない、毛だ!(サラちゃんチビでよかった。。。/苦笑)
今日の午後にはUSDAに行かねばならず、予約の変更もできないし間に合わなかったら日本に戻れない。どうしてくれる?!
etc, etc.... 目一杯頑張って、最初は強硬だったオバさんがほとほと困ってついに折れて、こちらの勝利。それにしてもとんでもないゴリオシ日本人になってしまいました。オバさん、ごめんなさい!

そして結果、無事にサラは7頭(メス2,オス5)を出産。超安産だったジャニスと違い、12時間ほどかかった上に出産後数日は体調が芳しくなく、心配しました。

生まれたての子犬たち
サラに甘えるティナ
ベビーからショーに出し始めましたが、とにかく最初はふざけてばかりでした。
左:北関東連合 パピーG3  上:神奈川インター パピーG4
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