PCAに来ると、毎年そうであるように、私はとにかくスタンダードのリングに貼り付いていて、そうなるとトイもミニも初日、2日目とほとんど審査を見ることができません。スタンダードは朝から夕方までずーっとやっているのですが、トイとミニは1つのリングを午前・午後に分けてそれぞれ半日で済んでしまいます。
 そんなんで、トイ、ミニをじっくり見られるのは最終日のBest of Variety〜Inter Variety だけ、という感じになります。

 トイの方は、数も平均的なレベルも日本の方が今や上ではないか?と思えるのですが、ミニ、スタンダードの相対的なレベルは日本とは比較にならないなぁ、と感じます。
 ここで言うミニは、10" 以上、15"以下ですが、見ていてこのミニチュアってなかなかいいサイズだな、とあらためて感じました。

 ここの3枚の画像は全てミニチュア。左下はシルバーベージュ、右はシルバーです。
 この日、トイのチャンピオンクラスは26、ミニは34、スタンダードは54です。

 スタンダードのBest of Variety選は、ご覧のとおり広〜いリングいっぱいにズラーっと並んで壮観です。これだけの数を見られるのは本当に幸せです。何よりも見ごたえがあるし、実際、見ていてちっとも飽きません。ミニもかわいいけれど、やはりスタンダードが素晴らしいです。
 下、インターバラエティ選で並んだのは、全てブラックのメスでした。遠くて黒いので、みんなシルエットになってしまったのがご愛嬌ですが。
 トイは今年もスマッシュが強くて、メスのウィナーズ、オスのウィナーズはもちろん、RWD(Reserve Winners Dog)、RWB(Reserve Winners Bitch)、そしてもちろんBest of Winners(メス)と総取り。その上でこの右端の小さな子がオーバスペシャルでBest of Variety を取り、更にこの子は Best Puppy まで取ってしまいました。「かわいい」「それでいてスタンダード並に動く」と、周囲で見ていた知人たちも驚いていました。

 今年のBest of Breed、私の好みではミニチュアかな?トイもいいけれど、BOBにはまだ若いかな? それでも勢いで行っちゃうのもアリかも? などと思っていたのですが、結果はスタンダードでした。トイの子はまだまだ若いので、これからの活躍が楽しみですね。

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