ターフ全面を使ってのアジリティ。今年は、去年「フラッシュ撮影はご遠慮ください!」と場内アナウンスをされた教訓をいかし、マニュアルでフラッシュなしでの撮影に挑みました。慣れないマニュアル操作に手まどい、うまく撮れなかったものも多かったのですが、まぁまぁの写真にはなっているのでは、と思います。

 アジリティは朝9時から延々、夕方遅くまで続きました。今年はさすがに途中で見学をリタイアしてしまいました。

 アメリカ人のパワーを感じさせる一枚。

 ジャッジでもあり、長年スタンダードのブリーダーとしても有名な Mrs. Helen Sokopp。彼女は去年スタンダードの審査を担当していました。年齢的に彼女も70歳近い(もしくは越えている?)はずです。彼女の繁殖した犬達の中にはオビディエンスで活躍している犬達がいることは知っていましたが、まさか本人がアジリティで実際に走っているとはこの時に見るまで知りませんでした。
 ちなみに、ワーキングテストの時にあの暑い中、何時間も銃撃ちを担当していた会長の Mrs. Clark も70歳です。
 バーをジャンプしている犬、小さく見えますが、スタンダードです。実は Mrs. Sokoppは(Mrs. Clark も)非常に大柄な女性で、二人ともたぶん身長は180cm くらいでしょう。

 トイのエントリーはほんの少し(4頭程度)で、ちょっと残念でした。私はやはり小さい子達が一生懸命やっている姿を見るのが好きです。小さくてもスピードがある子を見るのは気持ちがいいものです。
 下の写真はミニチュア。右は、まさしく「空飛ぶ」スタンダード。
 多くの犬達が丸一日、走って飛び回ると当然芝生も痛みます。ショーアリーナは室内なのに、天然芝生が敷き詰められていることがとても疑問でした。日が当たらない室内でどうやってこの芝生を養生しているのだろうか?と。
 そんな疑問がこの日、解明されました。
 ここの芝生、室内で生えているのではなく他から持ち込まれてイベントの時に敷き詰められていた、というわけ。アジリティの途中、二度ほどめくり上がった芝生を戻したり、他から移植する現場を目撃しました。
 今年もジャッジは比較的若い女性がたった一人で丸一日をこなしました。見ているか写真を撮っているかだけの私でさえ疲れるのに、体力があるなぁ、と感心するばかりです。(やっぱり太いから?去年のジャッジも太めだったしね。いやいや、失礼。。)ちなみに、左上の写真でトム・リースの左側に写っている女性が今回のジャッジ。

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