6ミリの使い捨てバイオプシー・パンチで皮膚をパンチするってどういうこと?と、疑問を抱いた方に、実際にパンチをした菜々子の様子などをここでご報告します。
 パンチする位置周辺の毛をハサミで少し刈り、局所麻酔を皮下に注射したあと消毒をしてからパンチします。
 菜々子の毛が白っぽい(クリーム)なので、ちょっとわかりづらいかと思いますが、左の写真がパンチする直前のもので器具の刃の部分を皮膚に当てたところです。
 その下の写真は、パンチを皮膚に押し当てて組織を採取しているところ。
 右下の写真はパンチした後の傷。物理的に6ミリの穴が空くという感じで痛そうに見えますが、局所麻酔をされているので実際の痛みはありません。菜々子は少し出血しましたが、 一緒にパンチしたもなかちゃんはほとんど出血もしませんでした。
 この後、1〜2針縫いますがこれも痛くはありませんのでご安心を。
下はパンチの翌々日の傷跡。
ご覧の通りキレイなものです
 パンチしてもらっている間の菜々子の表情。本人(犬)は痛くも痒くもないのか、ご覧のとおり、アッケラカンとしていました。パンチ後も傷を気にする様子も何事もありません。

 採取した皮膚は10%のホルマリンに浸けて保存し、診断医の元に送ります。下の写真は、今回一緒にパンチしたもなかちゃんの皮膚。(菜々子の物は白くて見づらいため、もなかちゃんの物を写真に撮りました。
 黄色の矢印の先がそれですが、わかるかな?

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